--.--.--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


2008.03.18

ビジネス実務法務2級公式テキスト、2007年版から2008年版への変更点

以前にもご紹介したことがありますが、東京商工会議所が主催するビジネス実務法務検定試験の2級公式テキストの2008年版が発売されました。

私は、これから同試験を受験しようとは思っていませんが、この試験のテキストの存在を知って以来、新しいテキストが発売されるたびに2級と3級のテキストを購入しています。

企業に勤める者にとって必要な法律がだいたい網羅され、しかもコンパクトにまとまっている書籍なので、年度版が発売されるたびに購入して斜め読みし、疑問に思った点があればリファーするのに重宝しています。


ビジネス実務法務検定試験2級公式テキスト 2008年度版 (2008)
ビジネス実務法務検定試験2級公式テキスト 2008年度版 (2008)東京商工会議所


おすすめ平均 star
star法律初心者向けの資格
star2級公式テキスト

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

このような書籍は、ほかにもビジネスコンプライアンス検定試験 公式テキスト初級研究・製造・販売部門の法務リスクなどいくつかあるのですが、こうも毎年のように重要法令の改正が続くと、やはり年度版で新しい版が発売されるかどうかというのは気になります。
それでも、後者(研究・製造・販売部門の法務リスク)は、業務の中で法律がどのようにかかわっているのかという「気づき」を得る上では、とても面白い本なのですが疑問点について参照するために使うというのは難しいと感じました。

そういう意味では、ビジネス実務法務のテキストも必要十分というわけではなく、また特に2級テキストは、法律に全く触れたことがない方が読むには、ちょっと難しすぎるかも知れません。法律の条文そのままの記述ではないのですが、ちょっとぐらいかみ砕いた程度では、とても誰にとってもわかりやすいものにはならないんでしょうね。わかりやすさを犠牲にしても、正確さを重視したといった印象です。

ま、いずれにせよ・・・1週間ほど前に購入し、一通り読んでみました。

ここでは、2007年版から2008年版への移行に伴う主な変更点をまとめておきたいと思います。


  1. リスクマネジメントに関する記述が新たに追加された

  2. 2007年度版では「序章」になっていた「ビジネス法務の実務」という、いわば導入部分が第1章に格上げ(?)されるとともに、独立の節として「企業を取り巻くリスクとビジネス実務法務」が追加されました。
    リスクの意味や、リスクマネジメントの手法などについて簡単に記述されるとともに、JISQ2001などのリスクマネジメントに関連する規格の概要(といっても、本当にサワリだけ)が記載されています。
    この章には、ほかにコンプライアンスやCSRについての記述もありますが、これは2007年度版と大きく変わらないようです。

  3. 会社法に関する部分に法改正の沿革が削除された

  4. ご存じだと思いますが、平成18年の5月に、株式会社について規定していた商法が大きく改正され、新たに会社法が施行されました。
    2007年度版までのビジネス実務法務2級テキストには、随所に「これまでは~という規定があったが、改正により~となった」といった記述が散見されました。このような記述は、もはやその意味を失ったと言うことでしょうかね。まぁ、そういう歴史的事実に関する記述は、調べ物をするときはうっとうしかったので、私的には都合が良かったですw

  5. 代理店・特約店契約や委託販売契約に関する記述が削除された

  6. これはちょっと驚いたのですが、「会社取引の法務」という企業間取引と契約類型に関する章において、代理店・特約店契約、委託販売契約に関する記述がごっそりと抜けています。いきなりリース契約から始まっています。
    これはどういう意図なんでしょうかね。
    実際の企業間取引においては、委託販売や代理店・特約店という形式はかなり多く見られると思うのですが・・・

  7. 電子記録債権法についての記述が追加された

  8. 流動性の高い債権を創設するための法律として昨年(2007年)に成立した電子記録債権法が、早くも記載されています。
    この法律は、まだ施行されておらず、実務にどれだけのインパクトを与えるかも定かではありませんが、だいたい2ページほどでその概要が説明されていますね。

  9. 消費生活用製品安全法についての記述が追加された

  10. これだけ製品事故に関するニュースが世間を騒がせていれば、この法律が取り上げられるのもうなずけます。
    だいたい2ページ半ぐらいが割かれています。

  11. その他、図表がいくつか組み入れられている

  12. この本は、書いてある内容はいいのですが文章が多く、またちょっと取っつきにくい感じを受けるものだったのですが、2008年版になってかなり図表が多く取り入れられたという印象があります。
    それでも、平均するとだいたい2~3ページに1つの図表があるという感じなので、まだまだ「文章ばっかりだ」という印象を受ける方もいるかも知れませんね。もっと図表は増やしていって欲しいと思います。知識の整理にも便利ですし。


とまぁ、だいたい大きな変更点はこんなとこでしょうか。
もちろん、細かく読み込めば変更された所は、もっとあるのでしょうけど。
そこまで細かく変更点を突き詰めることに、それほど意味があるとも思いませんし、そもそも私はおおざっぱな生き物なのでこれぐらいで勘弁してくださいw
スポンサーサイト


Posted at 18:26 | 書評 | COM(4) | TB(0) |
2007.09.02

『凡人力』

知人に、その著書を寄贈していただきました。
そこで、僭越ながら書評めいたものを書かせていただきつつ、皆さんにもご紹介したいと思います。

凡人力
凡人力石橋 秀喜


おすすめ平均 star
starなかなかいいんじゃないの?

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


本書では、エリートと凡人という対立軸が全編に渡って貫かれています。そして、多くの人がエリートになるべく努力を重ねるために、却って成功から遠ざかってしまっているのではないか、むしろ、凡人としての生き方に徹することが重要ではないかと説きます。

著者の経歴を見ると、むしろ著者こそがエリートではないかと思えるのですが、本書では徹底したエリート批判が展開されつつ、我々はエリートになることを目指すのではなく、「凡人」の中の最強を目指すべきだとします。もちろん、エリートと最強の凡人との決定的な違いについても明確に述べられています。

世の中に多くの自己啓発書や成功物語をつづった書が出版されている中で、やや異色のテーマといえるかもしれません。もっとも、単に奇をてらっただけのトンデモ本ではもちろんなく、全編にわたって著者の実体験が紹介されつつ、凡人としての生き方を推奨します。

いわく・・・
続きを読む

Posted at 23:04 | 書評 | COM(1) | TB(0) |
2006.08.26

「フラット化する世界」上巻

いまさらではありますが・・・

フラット化する世界(上) を読んでいます。まだ読み終わっていませんが、上巻だけでも、いろいろと示唆に富む内容になっています。

一応簡単に本書の説明をすると・・・

・・・ITの飛躍的発展はインドや中国にグローバルな競争力を与え、その結果、先進国の仕事は次々に奪われています。その一方、知識やアイディアが共有されることにより、あらゆる場所でイノベーションが起きています。・・・
AMAZON 「商品の説明 出版社 / 著者からの内容紹介」より

というわけで、経済のグローバル化とITの進展が進んだ結果、今後世界がどのように変わっていくかを説く書籍です(おそらく)。上下の2分冊になっており、上巻は384ページ、下巻は402ページ。結構なボリュームですねぇ。

で、上巻の主なテーマは、世界がいかにしてフラット化してきたかという点です。次の10の要因を指摘しています。

1.ベルリンの壁崩壊
2.インターネットの普及
3.共同作業を可能にするソフトウェアの登場
4.アップローディング
コミュニティによって開発がなされているフリーのアプリケーション(アパッチやFirefoxなど)の紹介とそのような形態の可能性。ブログやWikipediaという現象
5.アウトソーシング
6.オフショアリング
7.サプライチェーン
8.インソーシング
9.インフォーミング
10.ステロイド

これらの要因が(ベルリンの壁崩壊は別として)、現在も進行しており、今後世界のフラット化がますます加速していくという論調で進んでいます(まだ途中)。

この本の著者がいうように世界が動いていくとしたら、ボクたちはいつまでもこの世界をフラット化していく要因をフォローし、それらを取り入れた形で新たな事業を考えていかなくてはいけないんですねぇ・・・。

ま、読み終わったらまた感想など書いてみます。

フラット化する世界(上)
フラット化する世界(上)トーマス・フリードマン 伏見 威蕃

日本経済新聞社 2006-05-25
売り上げランキング : 166

おすすめ平均 star
star勝ち組、負け組論-グローバル版
star今や「世界のフラット化」より「世界の多重生活化」かもしれない
star若い世代にこそ読んでほしい本

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


Posted at 16:22 | 書評 | COM(0) | TB(1) |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。