--.--.--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


2007.10.18

ミートホープ社長逮捕へ 虚偽表示容疑 詐欺も立件方針

ずいぶん前に、非常に話題になりワイドショーでも毎日のように取り上げられていたミートホープ社の加工肉の偽装事件についてのエントリです。

ミートホープ社長逮捕へ 虚偽表示容疑 詐欺も立件方針
食肉加工卸会社ミートホープ(北海道苫小牧市)による偽牛ミンチ事件で、北海道警と札幌地検は、田中稔元社長(69)と工場長経験者2人の計3人について、「牛100%」と偽って出荷した不正競争防止法違反(虚偽表示)と、安価な肉をまぜて取引先十数社から不当な利益をあげた詐欺の2容疑で立件する方針を固めた。虚偽表示容疑で来週にも逮捕し、詐欺罪と合わせて起訴する考えだ。食の信頼を大きく揺るがせた問題は、発覚から4カ月で、司法の場で刑事責任を追及されることになる。(中略)
それでも詐欺での立件に向けて慎重な捜査が続いていたのは、ミートホープ社の「牛ミンチ」が相場より1キロ当たり200~300円安く、かねてから業界内に「牛100%ではないのではないか」との風評が出ていたためだ。実際に取引をやめる企業も出ていた。
このため、道警などは、取引先が本当に牛肉と信じていたかを立証できるかを検討。偽造した牛の産地の保証書を付けたり、「端材だから安く納入できる」などと説明したりしするなど巧妙に偽装していたため、裁判での立証は可能と判断したとみられる。 (以下略)
asahi.net 2007年10月16日


ミートホープ社は、既に自己破産の手続に入っているようで、会社は事実上消滅してしまっていますが、田中社長以下、一部の従業員の刑事責任を追及するという運びとなってようですね。
[PR]85種類もの面白くて可愛いドメインがたくさん!ロリポップサーバー★
[PR]かわいくて高機能なアクセス解析ツール【アクセスプラス】が使えるのは【Color Me Shop! pro】だけ!
[PR]日本最大の求人情報量!楽天仕事市場

ワイドショーなどで見ましたが、この田中社長、若い頃はとても苦労をされたとか。まともに行っていれば、立派な立身出世物語を完成させられたでしょうに。

この件で、社長が刑事責任を問われることには、残念ながら同情の余地はありませんが、工場長経験者についても立件されるということで。
仮に上司の命令が絶対で、いい年になって会社をやめるわけにもいかず、やむをえず(かどうかわかりませんが)上司の命令に従ったのだとしても、刑事責任というのは、実際に手を下した者に科されるという大原則はゆるがないですね。これはコンプライアンスの基本中の基本ですが、刑事責任については、現場に近い者がまっさきに罰せられることになるんですね。守るべき家族もあるでしょうに。

と、情緒的なことばかり行っていてもしょうがないので、ビジネス法務的なネタを少々。

牛肉以外の肉が混在している加工肉を「牛100%」と偽って出荷した行為が不正競争防止法違反となると報道されています。
この点については、ビジネス実務法務検定試験2級公式テキスト2007年度版から引用したいと思います。
原産地等誤認惹起行為(不正競争防止法2条1項13号)
次の行為が該当する。1つは、商品やその広告・取引に用いる書類・通信に、その商品の原産地、品質、内容、製造方法、用途もしくは数量について誤認させるような表示をし、またはそのような表示をした商品の譲渡・引渡し、、あるいは譲渡・引渡しのための展示・輸出・輸入、さらに電気通信回線を通じて提供などをする行為である。(以下略)
ビジネス実務法務検定試験2級公式テキスト2007年版376ページ


加工肉の原材料を偽っていますから、「その商品の品質」または「内容」等について誤認させるような表示をして販売していますから、おそらくこの条項に違反するとして立件されるのでしょう。記事では「虚偽表示」となっていますが。


この記事へのトラックバックURL
http://hirotakataki.blog54.fc2.com/tb.php/164-f2c2b30e
この記事へのトラックバック
この記事へのコメント
管理者にだけ表示を許可する
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。