--.--.--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


2007.11.08

食品表示の偽装(消費期限と賞味期限)

仕事に忙殺されている間に、食品表示の偽装事件は一段落してしまった感がありますね・・・。
とっても、「いまさら」感がぬぐえませんが、せっかくですのでエントリ。

食品偽装、告発最多697件・10月、菓子の「期限」絡み多く
消費者などから食品表示に関する情報を受け付ける農林水産省の「食品表示110番」に10月に寄せられた告発情報が、月間ベースで過去最多の697 件に達した。告発情報は6月に発覚したミートホープ(北海道苫小牧市)の食肉偽装事件を機に急増。10月は赤福(三重県伊勢市)の不正出荷問題が発覚して以降、菓子類での告発情報が目立つという。
 10月はこれまで最も多かった7月(371件)の2倍近くまで膨らんだ。4月以降の累計は2148件になり、年度ベースで最多だった2004年度(1631件)をすでに上回った。
NIKKEI NET2007年11月8日

[PR]日本最大の求人情報量!楽天仕事市場
[PR]24Hエントリー可能!いい仕事探しは⇒【リクルート派遣登録ネット】
[PR]スクール・通信講座の徹底比較!一括資料請求【無料】

告発の件数が増えているのは、企業不祥事に対する監視の目が厳しくなっていることを意味していると言えるでしょうね。
消費者にとっては、望ましいのかもしれませんが、経営者から見ると戦々恐々でしょう。
コンプライアンスの観点からは、企業は、従業員による内部告発を会社内部、もしくは自社が準備した第三者窓口(法律事務所であることが多いようです)で吸収し、業務の改善に活かすというのが最もよい対応策なんじゃないでしょうか。
消費者の利益を無視して利益追求を最優先するため、違法行為を従業員に強いながら、従業員に対する処遇をないがしろにしている企業が告発の対象となっているような気がします。

ま、それはさておき

一連の食品表示の偽装事件で注目を浴びたのは、「賞味期限」と「消費期限」という用語。
似ているようで、何が違うのか、一見してわかりにくいところから、テレビでもさんざん報道されていました。

もともと、「賞味期限」については、JAS法(農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律)が用いていた用語のようで、食品衛生法では、「品質保持期限」という用語を使っていたようです。確かにそんな言葉が記載されていた時期もあるように思います。
それらが同じ意味であることから、平成15年7月の法改正によって、食品衛生法上も賞味期限という用語に統一したようです。

それぞれの意味を確認しておきます。

  • 消費期限

  • 定められた方法により保存した場合において、腐敗、変敗その他の品質の劣化に伴い安全性を欠くこととなるおそれがないと認められる期限を示す年月日をいう。
    • 食品衛生法19条1項・食品衛生法施行規則21条1項1号ロ
    • JAS法19条の13・農林水産省告示

  • 賞味期限

  • 定められた方法により保存した場合において、期待されるすべての品質の保持が十分に可能であると認められる期限を示す年月日をいう。
    • 食品衛生法19条1項・食品衛生法施行規則21条1項1号ロ
    • JAS法19条の13・農林水産省告示


どちらかといえば、賞味期限の方が「腐りにくい」ものに付されるべき表示ということでしょうね。
ところで、今までさんざん報道されていた表示偽装事件では、いったん定められた「期限」を改ざんしたり、期限の始まる日を製造の次の日としたりしていたようですが、それでは、これらの期限を決めるのは誰なのでしょうか。

それは、その製品を製造している者

なんだそうですね。

そこで次のような事件も起こってきます。

船場吉兆の期限改ざん、「消費」と「賞味」を混同
高級料亭「吉兆」のグループ会社「船場吉兆」(大阪市)が福岡市の百貨店・岩田屋の店舗で消費期限や賞味期限を改ざんした菓子を販売していた問題で、店側が食品衛生法で定める「消費期限」と「賞味期限」の違いを知らず、すべての商品に、日持ちのする「賞味期限」と表示していたことが福岡市の調査で分かった。
 店には賞味期限の表示を張る器具しかなかった。
 食品衛生法は、食肉や生菓子類などおおむね5日以内に品質が劣化するものは「消費期限」、加工食品など比較的日持ちがする商品は「賞味期限」を表示するよう定めている。
 市によると、岩田屋の店では、本来は消費期限と表示するべきだった「黒豆プリン」について、商品の底に「賞味期限 枠外記載」というシールを張り、賞味期限として日付を印字したラベルを張り付けていた。
YOMIURI ONLINE2007年10月30日


なんともオソマツな話です。


この記事へのトラックバックURL
http://hirotakataki.blog54.fc2.com/tb.php/181-8c133669
この記事へのトラックバック
この記事へのコメント
管理者にだけ表示を許可する
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。