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2006.08.22

偽装請負の是正指導最多に・05年度、974件

偽装請負の是正指導最多に・05年度、974件
 製造業の工場などで「偽装請負」と呼ばれる違法な労働形態が広がり、全国の労働局が2005年度に是正指導したのは過去最多の974件に上ることが21 日、厚生労働省のまとめでわかった。2年前から立ち入り調査で監視を強めた結果、横行する実態が判明。同省は「偽装発覚の恐れから労災隠しを招きやすい」と警戒する。
NIKKEI NET 2006年8月22日

いわゆる偽装請負については、以前もキヤノンと松下電器グループ会社のケースを紹介したときに、触れました。

偽装請負について、簡単に振り返ってみますと・・・

  1. 本来は、労働者を他社に派遣するためには、労働者派遣法の規制の下、厚生労働省に届出などをしたうえで行わなければなりません。
  2. ところが、偽装請負においては、これらの規制を免れるために、契約のカタチとしては「請負契約」とし、実態としては労働者を派遣するものです。
  3. このようなことがまかり通ると、上のNIKKEI NETの記事にもある通り、例えば発注企業の現場に派遣された労働者が、業務時間中にケガをした場合など、本来は労災(労働者災害補償)を受けられるはずが受けられず、労働者の保護が不十分になることがあります。

  4. そういったわけで、当局は偽装請負に対する監視を強めているわけですね。

    で、このように偽装請負が騒がれるようになったのは、割と最近だと思うんですけど、ビジネス実務法務検定試験という試験の1級試験で、すでに2004年に偽装請負に関するケースが出題されていたようです(第16回試験)。

    ビジネス実務法務検定試験(Wikipedia)

    実は、このビジネス実務法務検定試験の2級は私も取得しているんですが、1級はさすがにキビシイだろうな・・・と思いつつ、1級試験用の公式テキスト(ビジネス実務法務検定試験1級公式テキスト〈2006年度版〉)を購入してまして、そこに掲載されている過去問を見たら、まさに偽装請負を問う出題がなされていたんですね。

    かなり難しい問題で、私が例えば試験会場でこのケースに遭遇したときに、的確に回答する自信など、みじんもないのですが・・・

    ただ、この書籍、契約から債権回収、独占禁止法、消費者保護関連法に関する、非常にドロ臭いというか、実務的な事例が多数掲載されていまして、読んでいて面白い。

    こういう法務系の書籍で、実務に密着したものが手元にあると、新聞を読んでも、その背後にある制度や法律が見えていいんですよね。

    まぁ、自分がどれほど消化できているかは、はなはだ疑問ですけど・・えぇ、もっともっと精進しなきゃならないのはわかってます・・・。


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偽装請負偽装請負(ぎそううけおい)とは、業務請負や業務委託の契約形式を採る、または該当者が個人事業主としての契約主体となっている場合であっても、実態が人材派遣に該当するものを指す。業務委託によるものは''偽装委託(ぎそういたく)''と表現す
偽装請負 | harukaの記録 at 2007.04.05 12:00
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