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Second Lifeといっても、引退後の人生をナントカしようという話ではない。
WEB上で「もう1つの人生・生活」を営むためのバーチャルワールドを提供するサービスである。
バーチャルワールド Second Life は、すべてユーザーが創造し発展させてゆく、永続的な 3D オンライン スペースです。 巨大で急速に拡大していくこの世界では、想像できるあらゆるものを創造し実現できます。
http://secondlife.com/world/jp/whatis/

今までも、いわゆるMMORPG(Massively Multiplayer Online Role-Playing Game)というジャンルにおいて、3Dグラフィックスで構築された広大な世界を舞台にプレイするゲームが存在していた(もちろん、今でも存在している)。詳細かつ美しく描き込まれたバーチャルな世界でリアルなプレイを楽しむことができる。

但し、これまでのMMORPGにおいては(当然のことではあるが)、すべて既に作られたものの中で行動するに過ぎない。
この点、Second Lifeは、MMORPGに非常によく似た外観を持ちつつも、プレイヤー(わかりやすく、あえてこのような表現を用いることにする)が新たに様々なものを創造することができるところに大きな特徴がある。まさに「ユーザーが創造し発展させてゆく、永続的な3Dオンラインスペース」である。

また、
膨大な数のコンピュータのネットワークで実行され、人口増加とともに拡大するパワフルなフィジックス シミュレーションによって、あなたは深いインタラクティブな幾万エーカーにも広がる本物そっくりの世界に完全に入り込みます。 3D コンテンツを設計し販売する能力と、土地とマイクロ通貨 (実際の現金に交換可能) を所有し開発する能力とを組み合わせ、Second Life に本物のビジネスを構築することができます。

ともある。この文章、おそらく本家の米国サイトをそのまま翻訳したものなのであろう、やや日本語がつたない感じがするが、要するにSecond Life内で現実の収益を上げることができるということだ。

「3Dコンテンツを設計し販売する能力」
「土地とマイクロ通貨(LD=Linden Dollars;リンデンドル)を所有し開発する能力」

この2つの能力を駆使することによって「Second Lifeに本物のビジネスを構築する」ことができるという触れ込みだ。

既にいくつかの企業、しかも次に掲げるような世界的にも有名な大企業が、Second Lifeにおいてビジネスを展開しているという。

・ トヨタ
・ 米IBM
・ 米Adidas Reebok

このようなバーチャルワールドにおける活動を通じて、現実の収益を挙げる仕組みには、RMT(Real Money Trade)がある。RMTは、先に述べたMMORPGのプレイを通じて得た(ゲーム内における)アイテムなどを、現実に売買するというものである。RMTによって、例えば、時間はあるがお金がない人が時間をかけてアイテムを収集し、時間はないがお金はあるという人がそれを購入することで、それなりにそのゲームを楽しむことができる。但し、このRMTは、ゲーム内のアイテムが収集できる場所(狩場などといわれる)を、一部の者が独占しようとしたり、ゲーム内のアイテム価格が高騰するなど、ゲームバランスを崩すおそれがあったり、また純粋にゲームを楽しみたいという者との間で軋轢を生じたりと、何かと問題視されている(もっとも、RMTを仲介する業者というものも存在していたりする)。
モノを提供する者とカネを提供する者が相互に納得すれば、商売というものは成り立つ。その意味で、RMTは、必然の流れであろう。ただ、そのゲームを開発・提供する側がそのような事態を想定していなかったに過ぎない。

今後、様々な問題が生じては解決されていくであろうが、Second Lifeは、このような人間の営みそのものに合致しているといえよう。

Second Lifeについては、まだまだ書きたいことがあるのだが、最後に、Second LifeのWEBサイトの締めくくりの文章を引用して、今回のエントリは終わるとしよう。
あなた自身の土地、あなた自身の労働や創造性による成果
土地を購入し、インワールドで作成したあらゆる物を保持する権利を得る
土地を買い、貸し、売る
個人使用または事業、あらゆる種類のプロジェクトのために所有地を開発する
オンライン オークションで不動産を入手する
あなたのインワールド クリエーションの知的財産権を保有する。 あなたの作ったものは、あなたのものです。好きなように使ってください。

この「好きなように使ってください」という、一見無責任に言い放たれた言葉に、あなたのCreativityやVenture Spiritは刺激されませんか?ワタシは興味津々です。

Second Lifeについての他のBLOGエントリはコチラ↓
ZD NET Japan「Second Life 新世界的ものづくりのススメ」←連載モノ。お勧めです。
無料でSecond Life
俺の職場は大学キャンパス
いーちゃんろーぐ〜新米パパの日常〜
kh.log


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プロフィール

Author:瀧本 宏隆
30代 東京某所に勤務(研究職)
小さなシンクタンク(独立系)にてコンサルティング、社内教育プラン策定・実施、各種コンテンツの企画立案・執筆・編集など、様々な業務を行っています。
著作権、機密情報管理などを主な専門領域としています(が、駆け出しのため勉強中)。

最近は、IT系業務のプロセス管理手法に興味あり。

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