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2007.09.15

チャップリン映画、格安DVD販売差し止め・東京地裁(2)

昨日のエントリに引き続き、格安DVDの製造販売に関する東京地裁判決を追いかけます。

前回は、旧法(昭和45年改正善著作権法)に基づく本件映画の著作権の存続期間を計算しました。
ここでは現行法(著作権法)に基づく著作権の存続期間を計算します。

著作権法上、映画の著作物に関する著作権の存続期間は、その映画の公表後70年となります(正確には、この前提としてもう一段理屈が入り込むのですが、結論に違いがないため割愛します)。
そこでそれぞれの映画について、計算してみますと・・・
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Posted at 19:07 | 著作権 | COM(0) | TB(0) |
2007.09.14

チャップリン映画、格安DVD販売差し止め・東京地裁(1)

昨年、当ブログで、映画「ローマの休日」の格安DVDを販売する業者とその著作者との間の紛争を取り上げたことがあります。

ローマの休日(2006年7月12日)
「ローマの休日」著作権訴訟 映画会社が抗告取り下げ(2006年10月14日)

著作権の存続期間が切れた映画を格安DVDとして販売する業者と、著作権者との間の攻防は、まだまだ続いているようです。
今回問題となった映画は、有名なチャップリンの映画について。
チャップリン映画、格安DVD販売差し止め・東京地裁
格安DVD販売でチャップリン映画9作品の著作権を侵害されたとして、著作権を保有する外国法人が販売差し止めと約9400万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は29日、東京のDVD製造会社2社に対し、販売差し止めと約1000万円の支払いを命じた。製造会社側は控訴する方針。
差し止めが認められたのは「独裁者」「モダン・タイムス」「街の灯」など、1919―52年に公表された作品。2社が複製したDVDは販売会社を通じて、全国の書店などで1枚500円で販売されている。
清水節裁判長は「旧著作権法が適用され、著作者のチャップリンが亡くなった1977年から死後38年となる2015年末まで保護期間は続く」と判断。そのうえで「殺人狂時代」(47年)「ライムライト」(52年)の2作品についてはより保護期間の長い現行法を適用、保護期間は2017年、22年までと認めた。

ここで注意したいのは、「ローマの休日」については、格安DVDの製造販売業者の言い分が裁判所で認められましたが、このチャップリンの映画については、著作権者側の言い分が認められている点です。製造会社側は控訴する方針だそうなので、高等裁判所がどう判断するか、まだ未確定な状態ではありますが。

で、こういった判断の違いが出てくるのはなぜなんでしょうか?
今回の東京地裁の判決を読んでみました。(ここからは、かなり込み入った話になっております。ご注意くださいw) 続きを読む

Posted at 22:39 | 著作権 | COM(0) | TB(1) |
2007.09.02

ふちゃぎとエリザベス

今回は、こころ温まる話ですw

「ふちゃぎ」をご存知ですか?
Youtubeや、巨大匿名掲示板2chの管理人である”ひろゆき”氏が取締役をつとめるニワンゴが運営するニコニコ動画で有名になったネコです。

ふちゃぎの飼い主さん(ふちゃ主さんといいますw)のブログはコチラ



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Posted at 15:49 | 著作権 | COM(0) | TB(0) |
2007.08.31

映画盗撮の罰則「封切り」

映画盗撮の罰則「封切り」・映画館は巡回強化
 劇場での映画の録画・録音に罰則を科す「映画盗撮防止法」が30日施行され、海賊版問題の温床である盗撮を一掃しようとの機運が高まっている。映画製作会社などは摘発に映画ファンの協力を得ようと新法のPRに懸命。全国に約700ある劇場も巡回の強化などに乗り出しているが、「上映中の騒ぎはお客の迷惑になる」との声もあり、どこまで厳格に対応するかは手探りの状態だ。
(以下略)
NIKKEI NET 2007年8月31日(17:41)

上記の記事にあるとおり、今年(2007年)5月23日に成立した「映画の盗撮の防止に関する法律」が30日に施行されました。

映画の盗撮というのは、要するに、劇場公開された映画や試写会などで上映される映画を、ビデオカメラなどで録画・録音する行為です(映画盗撮防止法2条3号)。もっとも、ココで言う「映画」は、著作権の目的となっているもの、つまり著作権が認められるものに限られます。
映画盗撮防止法が施行されましたので、これからこういった「映画の盗撮」を行うと、著作権法119条1項によって、10年以下の懲役または1000万円以下の罰金が科されるおそれがあります。

ここで注意しなければならないのは、なにも映画盗撮防止法がなければ、映画の盗撮をしてもよかったのか?というとマッタク違うという点です。 続きを読む

Posted at 22:36 | 著作権 | COM(0) | TB(0) |
2007.08.25

MS Officeについて(後編)

さて、前回のエントリのつづき。

MS Officeの製品版とOEM(DSP)版の違いをそれぞれの使用許諾契約書から整理してみましょう。

【製品版】Microsoft(R)Office XP Standard(アップグレード)

  • ソフトウェアのコピー1部を【特定のコンピュータ(例えばデスクトップPC)】にインストールして使用することができる。

  • さらにコピー1部を【携帯用デバイス(ノートPC等)】にインストールして使用することができる。

  • 上記ノートPCは、デスクトップPCの所有者が専用に使用するものでなければならない

さらに、製品版については、既にインストールしてあるPCから新しいPCにインストールし直すことができる。その際には、旧PCからOffice製品をアンインストールしなければならないようです。

【OEM版】Microsoft(R) Office XP Personal

  • ソフトウェアのコピー1部を【本ソフトウェア製品と共に入手した特定のコンピュータにのみ】インストールして使用することができる。

  • 上記PC以外にインストールすることはできない。
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Posted at 17:06 | 著作権 | COM(0) | TB(0) |
2007.08.22

MS Officeについて(前編)

業務でも私用でも、パソコンを利用している人の多くは、マイクロソフト社のOffice製品を利用しているんじゃないかと思います。今日は、パソコンの入替え・新規導入に伴って、多くのOffice製品とその使用許諾契約書を確認することがあったので、そのあたりのことをエントリ。

パソコンを購入する際には、なるべくプリインストールされた製品が少ないものを選ぶようにしています。だって、どうせ使いたいソフトは、自分で選んで別途買ったりDLしたりすることになりますし、使わないものは購入直後にアンインストールすることになりますからね。

で、ワープロや表計算ソフトといえば、まぁマイクロソフト社のOffice(以下、単にOffice)ですわな。これは、自分がこれを使いたいかどうかにかかわらず、必須になってきちゃうんです。だって、他の大多数の人がコレを使っていますから、ファイルのやり取りをすることを考えたら、どうしてもコレを使わざるを得ない。

ただ、買うならなるべく高い金を出したくないというのが人情で、色々ネットで調べてみるんですが・・・ 続きを読む

Posted at 00:00 | 著作権 | COM(0) | TB(0) |
2007.08.04

記事の「引用」について

BLOGにエントリを書く際、なるべく他のBLOGERが、そのトピックについてどのようなことを書いていらっしゃるかを調べるようにしています。
んで、「これはぜひ関連エントリとしてご紹介したい」ということになれば、リンクを貼らせていただいています。

んで、そのためにTechnoratiなんかのBLOG検索サイトを利用して検索しているのですが、色々な方のBLOGを拝見していて

はて?

と思ってしまうことが多々あるのです。

特にNEWS系のBLOGに多いのですが、どこかのニュースサイトから記事の全文をコピペして紹介し(まぁ、ココまではいいのかもしれんけど)、ご自身の感想や意見が一切ないというものです。
それでいて、そのエントリの最後に「~より引用」などと記載されています。

どうも「引用」というものを誤解されていらっしゃるご様子。 続きを読む

Posted at 18:07 | 著作権 | COM(0) | TB(0) |
2007.07.31

コンテンツとインターネットと著作権法と

最近、平成18年12月の臨時国会で成立した著作権法の一部を改正する法律案の内容を調査することがあり、それに関連して、改めてインターネットや放送事業とコンテンツ保護の関係を整理しようとしてみました。

整理してみようとしましたが・・・

頓挫しましたw
まだもう少し時間がかかりそうです。

ワタシの能力不足といえば、確かにそうかもしれませんが、現行制度は、ちょっと複雑すぎますよ。複雑というか、未整理というか、なしくずしというか・・・。 続きを読む

Posted at 17:35 | 著作権 | COM(0) | TB(0) |
2007.06.28

年金プログラム、2010年まで著作権持たず・社保庁

社会保険庁の公的年金オンラインシステムについて、同庁が2010年12月までプログラムの著作権を持たないことが分かった。著作権はNTTデータが保有し、プログラム追加や改変は原則、同社にしか発注できない。社保庁は今後数年間、該当者不明の年金記録約5000万件の照合などで多くのプログラムが必要になる。しかし、著作権がないために、そのほとんどを同社に競争の無い随意契約で発注せざるを得ない見通しだ。
「年金プログラム、2010年まで著作権持たず・社保庁」[2007年6月28日/日本経済新聞 朝刊]


コンピュータプログラムは、著作権法上の著作物として著作権が認められる余地があります。そこで、コンピュータプログラムを含むシステム開発委託契約においては、プログラム著作物に対する著作権の帰属が問題となることが多いといわれています。
ところが、プログラム著作物の帰属について、直接ルールを定めた法律は存在しませんから、委託契約における著作権の帰属の問題は、結局当事者間の力関係によって決定してしまうことが多いようです。 続きを読む

Posted at 16:12 | 著作権 | COM(0) | TB(1) |
2007.04.13

「携帯でマンガを読む」について。

4月4日のエントリにて、デジタルコンテンツとしてのマンガは、携帯で見られるとよい。といった内容を書いたが、これに関連して、WEB2.0的漫画進化論というブログで、「なるほど」と思われる記述があったのでご紹介したい。

やっぱり漫画は見開き全体として構図やコマの配置を考えるのが基本なので
ヒトコマづつということになると漫画の特徴がなくなってしまう。
コマの大きさや形なども表現において重要な部分なため
そこを削るとなるときついね。
「うらやましい携帯小説」WEB2.0的漫画進化論
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Posted at 21:18 | 著作権 | COM(0) | TB(1) |
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